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| ●曽根
也寸志 |
三洋電機株式会社
ハーモニアス・ソサエティーグループ
生活家電本部
生活家電ビジネスユニット
生活家電技術部 健康機器技術課
課長 |
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| ■間接付きもみ玉ユニット |
| 上もみ玉が背部のユニットごと大きくせり出し、肩を上から大きくとらえます。 |
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| ■親指型もみ玉 |
| より人の手に近い動きを再現するために、下もみ玉は親指に近い形を採用しました。 |
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| ■(マウス型)新・こり感センサー |
| お好みの全身センサー自動コースボタンを押し、マウス型センサーの検知部に指を置きます。ウソ発見器の技術を応用してコリ感を見きわめ、身体が望むもみ加減に自動調整します。 |
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では実際に“人の手に近いマッサージ”を実現するため、どのような技術を開発したのか。その一つが、せり出す「関節付きもみ玉ユニット」と、プロの指先のように動く「親指型もみ玉」による“肩つかみもみ”だ。
曽根「日本人だったらやっぱり肩をつかんでマッサージしてもらいたいですよね。でも意外にマッサージチェアで肩をつかむという商品が今までなかった。当社がHEC-DR6000Gの3機前に“肩つかみもみ”を初めて搭載しました。」
「マッサージチェアで肩をつかむ」という前代未聞の技術に曽根がチャレンジしようと思ったのは、お客様の不満の声からだった。
曽根「ある時、モニターのお客様100人にどこか不満はないですか?と聞いたんです。すると“不満はないけれど、あえて言うなら肩”だと。それが全体の80%にものぼったので、どうにかして肩のマッサージを改善したいと考えました。さらに詳しく調査してみると、マッサージ師は肩のつかみもみをしないんですね。本来は肩コリの原因である僧帽筋をつまんでぐっと持ち上げるのが効果的なんですが、それを30分やったら疲れて握力がなくなってしまい、マッサージができなくなるので、指圧やさすりもみが主流になっているらしいんです。」
つまり、マッサージチェアで人の手のような肩つかみもみが実現できれば、マッサージ師にも引けを取らないマッサージができる。曽根はその可能性に賭けたのだ。
しかし、困難はすぐにやってきた。
曽根「もみ玉ユニットをどれだけ前にせり出せばいいのか。人の手なら体形に合わせ、肩の前の方までマッサージできますが、機械では強さが加減できないため、前の方まで出すと肩甲骨が折れたり首が締め付けられる可能性があります。そこで最終的に肩の真上までがベストだと判断しました。」
ちなみにSANYOマッサージチェアのせり出し幅は、業界最大(※3)の約160mm。さらに今回の『HEC-DR6000G』では新たに「親指型もみ玉」が搭載され、コリのポイントにグイッと深く入って、肩をしっかり押しもんでくれる。
そして、もう一つSANYOのマッサージチェアを語るうえで欠かせないのが、“コリ感センサー”だ。
周藤「警察なんかで使われるウソ発見器ってありますよね。あれはすべての質問に“いいえ”で答えて、自分がウソをついた時の体の変化にセンサーが反応する仕組み。つまり言葉を刺激として身体に取り付けたセンサーが反応するわけです。」
曽根「それをマッサージチェアに応用したのが“コリ感センサー”です。言葉ではなくて、もみ玉が身体を刺激することで反応を察知しています。たとえば、こっている部分をもみ玉でぐっと押されると、人間って手に汗をジワッとかくんですよ。その汗のかき方と脈拍の上がり方で、コリ感を測定するんです。」
周藤「発汗と脈拍の反応にはもちろん個人差もありますが、その差をできるだけなくすために、のべ1000人のサンプルデータを取りました。兵庫県加西市の健康福祉会館に試作機を持ち込んで、“コリ感センサー”と本人の主観が合っているかどうかを調べたんです。方法はカンタンですよ。体感者の感度を、痛い・痛気持ちいい・普通・心地よい状態の4つのブロックに分けて、マッサージ中にそのボタンを押してもらうだけ。本人の感じ方とセンサーの表示にそれほど大きな差がなかったので、これは使える!と確信しました。」
“コリ感センサー”は2001年に初めて商品に搭載されたが、当時は最初のコリ感の状態に合わせてマッサージを行うだけだった。それが今回の『HEC-DR6000G』ではマッサージ中のコリの改善に合わせてもみ方が優しくなったり、コリがとれていない部分を重点的にマッサージしたりと、さらにプログラムを進化させている。
周藤「肩をつかむメカとセンサーの知能をあわせ持っているのはSANYOのマッサージチェアだけ(※3)。マッサージ師もその人のコリ具合に合わせてマッサージするわけですから、より人の手に近いマッサージができるわけです。」
※3:2007年2月現在、マッサージチェアにおいて、当社調べ。 |